「SAPIO」『大東亜論』のシナリオが出来たから、
コンテを2日間ほどで描こうと思ったのだが、
中断せざるを得なくなった。
中江兆民が登場するのだが、今までの漠とした知識で
このまま描き進めるのはマズいかもしれない。
やはりこの人物の思想と人格を、もっと知っておか
ねばならないと思うに至った。
今の連載のペースから言えば、兆民が登場するのも
この一回限りかもしれないのだが、やはり気になる。
兆民の著作や関連本を4・5冊購入して読み始めた。
赤鉛筆持ちながら、徹底的に集中して速読するが、
今日は読書だけで終わるだろう。
読書は作品には活かされなくても自分の中には蓄積
される。
とは言っても過去に読んだ『三酔人経綸問答』を
開いてみたら、赤線がびっしり引いてあるにも
関わらず、ほとんど忘れている。
まったく情けない限りだ。